家庭にずっといた専業主婦の人が、育児が一段落ついたので家計の足しや小遣い稼ぎにするためにパートに出て稼ごうと考えることはよくあります。しかしそれまでずっと働いていなかった人が急にパートとはいえ一日7時間や8時間働いたりすると、生活リズムが急激に崩れてしまい、体調を崩してしまったり、そのせいで家庭のことも上手く回らなくなってしまうこともあります。
そのような自体を引き起こさないためには徐々に仕事に身体とメンタルを慣らしていくようにすることが大切です。まず、いきなりフルタイムに近い時間働くのは避けて、はじめの内は週3日や1日5時間程度にしましょう。起床時間や就寝時間に影響が出ない範囲の労働時間にし、休息がしっかり取れるようにします。体力だけではなく仕事というのは精神的にも負担がかかりますので、精神面でも重圧が掛からないように気をつけましょう。
また極力近所で働くことも重要です。電車に乗ってくような場所で仕事をするなら、それだけ通勤時間がかかりますし、電車に乗って仕事に行くというのはかなり精神的なスイッチが入る動作です。近所で自転車や徒歩で仕事に行くことができれば、家庭の延長線上という精神状態を保つことができ、仕事をしながらもそれほど緊張状態になりにくいというメリットがあります。バリバリ正社員の人はそのほうが良いかもしれませんが、主婦の人の場合は最初はあまり緊張状態にならないような環境で仕事をした方が良いでしょう。そこから慣れてきたら、次第に家から遠い場所で働いたり、勤務時間を長くしていくと良いでしょう。